「もう一人の自分」との付き合い方

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このブログでは、「ユニバーサルデザイン」「自分のあり方」「マインドづくり」をテーマに取り扱います。

さあ
「もう一人の自分」との付き合い方
というテーマで本ブログを開始しますが、

「もう一人の自分」とは、何だと思いますか?

人間は、みんな「本当の自分」と「もう一人の自分」の
2つの自分を持っていると言われています。

そして、それについて、私も、多くの実感を持っています。

このブログでは、「本当の自分」と「もう一人の自分」という
2つの自分について、しっかり認識し、
その2つの自分とどのように付き合っていくかを考えることにより、

 

・本当の自分がやりたいこと

・本当の自分が行うべきこと

・本当の自分が望む未来

とは何なのか、
そのあり方について、大きなヒントを見つけてもらいたいと思います。

 

 

 

 

 

「もう一人の自分」とは?

 

ここで、もう一人の自分について、
少し詳しくお話しします。

「もう一人の自分」とは、
「本当の自分ではない、もう一人の自分」のことを指します。

ここで、このブログ内の定義をはっきりさせましょう。

本当の自分では無い方を、「もう一人の自分」と
本当の自分の方を、「本当の自分」と言うようにします。

 

つまり、「もう一人の自分」は、
「あなた」ではありません。

ですが、あなたに似ていて、
あなたのために色々行動してくれる人です。

 

 

 

 

 

「もう一人の自分」は、どこにいる?

 

「本当の自分」は、あなた自身なので、
「本当の自分」は、どこにいるのかというと
「そこ」にいますよね

今まさにそこにいるあなたが「本当の自分」です。

 

では、「もう一人の自分」はどこにいるかというと、

あなたの少し後ろにいます
あなたの耳元かもしれません。
あなたの頭の中にいるかもしれません

どのみち、あなたの後ろから「コソコソ」と喋ってくるイメージです。

 

 

 

 

 

 

「もう一人の自分」は、何を言ってくる?

 

「もう一人の自分」は、よくあなたに語り掛けてきます。

どんなことを言ってくるかというと、
「本当の自分」が恐れている未来について、
話してきます。

・君は、このままだと負けちゃうよ
・君は、それを食べたら太っちゃうよ
・君は、このまま遊んでいたら、受験に失敗するよ

 

 

 

 

 

「もう一人の自分」は、良かれと思って言ってくる

 

 

「もう一人の自分」は、あなたを守りたくて
それらを言ってきます。

誰よりも「本当の自分」を色々な危険から守りたくて、
「本当の自分」に幸せになってもらいたくて、
色々言ってきます。

 

ですが、どうしても

・言い方が、ネガティブな表現だったり、

・言い方が、穏やかでなかったり、

・言い方が、命令口調だったり、

します。

そして、今「本当の自分」が欲しい言葉を言ってくれるとは限りません。

 

「もう一人の自分」は、決して「本当の自分」を正しい道に導くことができる
先駆者でも先導者でもありません。
あなたに寄り添い、一緒に人生を進みたい、
「もう一人のあなた」なのです。

それは、ある意味、尊い存在かもしれません。

 

完璧ではない、「もう一人の自分」が語り掛けてくる、
完璧ではない、あなたへ向けた言葉に対して、

時には、あなた、つまり「本当の自分」が「もう一人の自分」に
言い返す必要もあるのです。

 

「もう一人の自分」は「本当の自分」と二人三脚で歩いていく、
良きパートナーのようなものなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう一人の自分」が、何を言っているのかに気づく

 

 

では、どんな時に、「もう一人の自分」は、「本当の自分」に
何かを言うのでしょうか。

それに気づくことが第一ステップで、
最も重要なステップです。

 

思い出してください。

 

現実の世界で、
あなたが誰かに何かを言おうとしたとき、
「あ! やっぱり言わないでおこう」って思って
辞めたことはありませんか?

 

その時は、
「もう一人の自分」が

「やめな! それを言わない方がいいよ」って言ってる可能性が高いです。

 

自分は、何か行動をしようとしたけど、
なぜかブレーキを踏まれたかのように、
動きを制限されたときは、
大体、「もう一人の自分」が止めています。

 

 

 

 

 

「もう一人の自分」が、何かいう事は、問題あるのか?

 

 

基本的には、あなたを守るために言ってくれているので、
問題はありません。

しかし「もう一人の自分」がずっと主導権を握っているようだと、
問題が生じます。

 

パワーバランスの話です。

 

先ほども言いましたが、
「本当の自分」と「もう一人の自分」は
二人三脚で歩いていくようなパートナー的な存在です。

 

パートナーの言いなりになるのはNGです。

なぜなら、「本当の自分」がしたいことが
出来なくなるからです。

 

もう一人の自分は、あなたを守りたくて、
色々言います。

ですが、危険を冒してでも、やりたいことも
人生にはあるはずです。

 

しかし、安全だからと言って、
「もう一人の自分」に言われるがまま、
守る行為ばかりしていると、
本当の自分がしたいことを
見失ってしまう結果に繋がります。

それを続けると、
「もう一人の自分」に言われるがままの
操り人形になってしまい、
最後には、操られていることにも気づかないまま、
自分の人生を終えることになります。

パワーバランスは、「もう一人の自分」に偏らないようにして、
対等な立場で、会話をしてください。

 

 

 

 

 

「もう一人の自分」に、主導権を握られないためには
どうしたらいい?

 

簡単です。
こう言い返してください。

 

「あなたは〇〇って思うのね?わかった」
「私は〇〇っておもうよ!」

 

「もう一人の自分」は、当然のように「一般的な意見」を言ってきます。
さも、「あなたも同じ意見を持っているでしょ?」
という言い方をしてきます。

ですが、それは「本当の自分」 つまり、あなたの意見ではありません。

紛れもなく、「一般的な意見」であり、
「もう一人の自分の意見」です。

「あなたの意見」ではありません。

そのことを、「もう一人の自分」へ、明確に伝えてください。

 

「もう一人の自分」と「本当の自分」が
それぞれ個別で違う考え方を持っている、違う個体であると
はっきり明言してください。

それを伝えないと、「もう一人の自分」も理解してくれません。
はっきり伝えましょう。

 

初めはこれを徹底してやってください。

 

「もう一人の自分」は、紛れもなく「もう一人の自分」
「本当の自分」も、紛れもない「本当の自分」です。

その事実を、双方でしっかり認識することが大事です。

 

 

 

まとめ

 

 

この話は、「インナーゲーム」や「内部対話」の話です

前にも少し取り上げましたが、
もっと、かみ砕いて書いてみました。

今日は、「もう一人の自分」との付き合い方で

最も大事な1つのことをお伝えしました。

 

このセリフを覚えておいてください。

 

「あなたは〇〇って思うのね?わかった」
「私は〇〇っておもうよ!」

 

そして、

「もう一人の自分」と「本当の自分」を
明確に個別化し、
それぞれ違う存在であることを
明言しましょう。

 

本当の自分の人生は、
本当の自分の決断や行動によって決まります。

もう一人の自分は、あなたを守ってくれる
仲間でありパートナーです。

頼りになる味方ですが、
言いなりにはならないようにしましょう。

その先に待っているのは、
本当の自分が作り出した人生です。

その人生は、他の誰にも真似できない、
あなただけの人生です。

それにいち早く出会えるように、
この機会に、もう一人の自分との向き合い方について
一緒に考えていきましょう。

 

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