映画「プラダを着た悪魔」の名セリフから考える、自分の本当のあり方

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このブログでは、「ユニバーサルデザイン」「自分のあり方」「マインドづくり」をテーマに取り扱います。

 

さあ、
「映画「プラダを着た悪魔」の名セリフから考える、自分の本当のあり方」
というテーマで本ブログを開始しますが、

映画「プラダを着た悪魔」は見たことはありますか?

 

アンハサウェイとメリルストリープの2大女優による、
超人気有名タイトルの映画であることは、
ご存知と思います。

この映画のラストシーンに、
非常に心に残るセリフがあります。

そのセリフの内容が、
本ブログのテーマである「自分のあり方」「マインドづくり」に
大きく結びつくような内容であるため、
今回この場を借りて、ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

映画「プラダを着た悪魔」のあらすじ

 

まずは、簡単にあらすじをご紹介します。

 

主人公はアンハサウェイが演じる「アンディ」
ジャーナリストをめざしてNYにやってきた彼女は、
オシャレに興味のない女性です。
しかし、なぜかアンディは世界中の女性が憧れる
ファッション雑誌RUNWAYのカリスマ編集長、
メリルストリープが演じる「ミランダ」のアシスタントに抜擢
ミランダの悪魔のような要求に、持ち前の頭の良さで乗り越えていくアンディですが、
ファッションセンス0と酷評され、努力とやる気だけでは闘えない業界だと思い知らされます

しかし、ファッションに興味がないアンディも
業界で生き残るために致し方なく、業界に似つかわしいファッションを身にまとうようになり、
持ち前の頭の良さを相まって、ミランダの信頼を勝ち取っていきます。

最終的には、「ミランダと共にパリへ行く」という仕事を任され、
アシスタントとしての最高評価を勝ち得ます。

ラストシーンでは、ミランダのあるセリフをきっかけに、
アンディはミランダの元から離れ、
本来のジャーナリストへの道を歩み始めるシーンで、
この映画は終わります。

 

あらすじは以上です。

 

ラストシーンでは、
ミランダとアンディが二人きりで話すシーンが多く流れますが、
ここでミランダの言うセリフが、名言だと、
多くの場所で語られています。

 

 

 

 

 

ミランダの名セリフ

 

 

そのセリフかこちらです。

 

あなたは人が何を求め必要としているのかを超え、自分の為に決断できる人よ
You can see beyond what people want and what they need, and you can choose for yourself.

 

 

 

 

 

 

 

 

このセリフが持つ、優れたバランス感覚

 

 

このブログのテーマは、ユニバーサルデザインの知識を軸にした
「自分のあり方」と「マインドづくり」です。

そして、私は、コーチングやカウンセリングを仕事にしていますが、
このコーチングやカウンセリングを仕事にしていく上で、
最も重要なものの一つが、自分の「マインドづくり」になります。

そして、コーチングやカウンセリングを行う上での
必要なマインドというのが、
「肯定的な姿勢」です。

 

「自分もOK」「他人もOK」という、
ありのままの存在を承認していく姿勢こそ、
コーチングやカウンセリングで最も大切なマインドになります。

私はそのことを一言で「バランス感覚」と表現したりします。

 

 

 

 

 

人は、極端な思考に走ることがある

 

 

人は、時に、その人のマインドに左右され、
極端な思考に走ることがあります。

・私は、人のことを考えなければいけない!
・私は、誰かの役に立たなければいけない!
・私は、あの人のために働かなければいけない!

人のために動くことは大切ですが、
自分のために動くことも大切です。

このような極端に他人のことを考えて動いている人を見かけたら
あなたはどんな印象を持ちますか?

私は、「お人好し」という印象を持ちます。

 

 

逆のパターンです

・私は、私のために生きる
・誰に何と言われようと、私は私がしたいことをする。
・私は、私の決断が全て。

このような極端に自分ことを考えて動いている人を見かけたら
あなたはどんな印象を持ちますか?

私は「自分勝手」「頑固」という印象を持ちます。

 

 

この極端な2つの思考というのは、
必要だと思いますか?
それとも、不必要ですか?

 

 

 

 

結論は「両方」必要

 

 

他人のことを考えることと
自分のことを考えることは、
同じぐらい大切なのです。

これが私の言うバランス感覚です。

 

このバランスの調整こそ、
人生の大きな課題であり、
やりがいでもあると考えています。

どんなバランスにすべきかは、
時代によっても、状況によっても変わるでしょう。
そのバランス調整は、一生を使って整えていくものであり、
整えれば整えただけ、自分の人生に還元されるものです。

 

コーチングやカウンセリングの世界では、
このバランス感覚は必ず見ます。

クライアントさんの極端な思考は、
なるべく和らげるようにします。

なぜなら、極端な思考は、
選択肢(option)を減らしてしまうからです。

 

そんな、コーチングやカウンセリングで必要なマインドや、
人生においての、自分のあり方を語る上で、
これ以上ないほどにピッタリなセリフが
この「プラダを着た悪魔」の中で語られていた
という事です。

 

 

 

 

 

Beyond

 

 

あなたは人が何を求め必要としているのかを超え、自分の為に決断できる人よ
You can see beyond what people want and what they need, and you can choose for yourself.

 

「超える」という言葉がとても大きな意味を持っていると感じます。

最終的には自分の決断を優先していますが、
人の求めているものを考えた上で、
その先にある自分の決断を大切にしなさいと言っているのです。

この「超える」という表現が、このセリフのポイントです。

ただの「お人好し」でもなければ「自分勝手」でもない、
自分の人生を肯定的に捉えて、まっすぐ進んでいくさまが、
手に取るようにわかるセリフだと思います。

 

 

 

まとめ

 

どうですか?

自分の人生を振り返って、
人のことを考えすぎたり、
自分のことしか考えなかったり、
極端な思考に走ったことはありませんか?

私はあります。

そして、その大切な経験があったからこそ、
このセリフの意味や、大きさを、
今、理解できているのではないでしょうか?

人の求めていることを行うことも、
自分のために決断することも
どちらも尊く、大切なことです。

ぜひ、改めて、自分のあり方やマインドづくりの糧に、
このセリフの意味や、
このブログの内容を噛みしめて、
一緒に考えてみましょう。

 

 

 

【Vlog】動画形式でもぜひご覧ください

 

 

 

 

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