子どもとの対話から学ぶこと

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結論から言うと
子どもとの対話で大事なことは
大人との対話でも大事なことです。

 

 

 

当然ですが
子どもは、
大人よりも
知識が乏しいため、

自己表現をする方法が
限られます。

その子どもとの対話の中で、
子どもの話を聞くことや
子どもの意見を引き出すのは、
簡単なことではありません。

 

そんな子供との対話で
一般的に重要とされていることを理解し、

「それ!大人との対話でも大事なことじゃないか!」
と考えを広めてもらうための時間にしたいと思います。

職場や家族、友人との対話で、
困ったことがある場合、
ここからヒントを得てみてください。


ここでいう対話というのは
相手の話を聞いて
相手の意見を引き出すために
必要な対話という意味で
使っています。

あらかじめご了承ください

 

 

 

①まずはしっかり黙って聞く

 

正直、
これさえやれば十分というぐらい
重要項目です。

そして、
できない人が
結構います。

 

ではなぜ、
しっかり黙って相手の話を聞くことが
対話で重要なのでしょうか?

理由は、これができないと
「相手の話す時間が減るから」です。

 

 

相手は
ただ話をしたいわけではありません。

・あなたに話を聞いてもらい
・あなたに話を理解してもらい
・あなたに自分のことを理解してもらう

ために、相手は話をしたいわけです。

しかし、その話をするために、
時間が足りないことが
世の中には多いのです。

 

なぜなら、相手は、
「自分の話をするための時間」を常に計算し、
その持ち時間の中で
完結する話し方をするからです。

 

例えば、
2時間飲み放題の居酒屋で
相手とあなたが話をするときを想像してください。

始めの10分で
相手が2分
あなたが8分話したとします。

相手は全体の20%の時間を
話す時間に使ったことになります。

相手は、あなたの話す時間をみて、

「全体2時間のなかで、
20%ぐらい(24分)が、自分の話す時間だな」
と意識せずに察します。

その24分の中で完結する
・あなたに話を聞いてもらい
・あなたに話を理解してもらい
・あなたに自分のことを理解してもらう
話し方をします。

つまり
その24分の中で
・あなたに話を聞いてもらい
・あなたに話を理解してもらい
・あなたに自分のことを理解してもらう
ことのできない話は、しません。

 

これは、
無意識でお互いがやっていることです。

相手の話を聞き
相手の意見を引き出すということは、

・あなたに話を聞いてもらい
・あなたに話を理解してもらい
・あなたに自分のことを理解してもらう
ための話を、
相手にたくさんしてもらうことです。

「時間が限られている」
「今この話をしても、中途半端に伝わってしまう」
と思わせないことです。

時間をたくさん用意するだけではダメです。
「時間はたくさんある」と
相手に思わせないと意味がありません。

そのために、
まずは、あなたが
「しっかり黙って相手の話を聞く」
という姿勢を見せてください。

 

それをせずに、

「なぜ自分の意見を言わないんだ」
「意見がないのか」
「意見を言わないのは、存在しないのと同じだ」

という人がいますが、

相手の話を聞く
相手の意見を引き出すという観点で言うと、

センスの欠片もありません。

 

 

相手の話を聞き
相手の意見を引き出したいなら

まずは、

「黙って聞け!」

それだけです。

 

 

 

 

②沈黙の時間を恐れない

 

対話をすると
必ず生まれるのが
この「沈黙の時間」です。

この「沈黙の時間」をなるべく避けたい
という話をよく聞きますが、

正直意味がわかりません。

 

考えるに、

「沈黙の時間」 = 「話が盛り上がってない」
「沈黙の時間」 = 「話がつまらないやつと思われる」
「沈黙の時間」 = 「早く次の話をしないといけない」

と悪いイメージがあるのだと思います。

 

しかし、
それは「意識が自分に向いてる」からです

相手の話を聞き、
相手の意見を引き出すというのは

意識を相手に向けないと始まりません

 

「話がつまらない奴と思われるから
早く次の話をする」のは、

「自分がそう思われたくない」から
する行動です。

 

でも、相手は、もしかしたら

 

「次の話を考えてるから」
沈黙しているかもしれません。

「今話したことを考えてるから」
沈黙しているかもしれません。

「こんな話をしてみようかな」
と考えているから
沈黙をしているのかもしれません。

 

その沈黙は
相手が、
話そうとしてくれている
準備の時間かもしれません。

 

それを、
あなたが
「話がつまらない奴と思われる」
という理由で、

その沈黙時間を破り、
相手の話すタイミングをつぶすのは、
ダメだと言っているんです。

 

意識が自分に向いているから
自分を守ろうとするのです。

意識を相手に向けて、
相手が話すタイミングを
見極めてください。

 

 

 

 

③まとめようとしない

 

 

成功者や
頭の良い人がやりがちなのですが、

相手の話を聞いた後に
なんとなく
回答のようなものを言い、
まとめたりします。

ある程度のゴールのようなものを
相手に見せるわけです。

 

 

相手の話を聞き
相手の意見を引き出すという
対話の中では、

絶対にゴールを示してはいけません。

 

 

理由は、
「人は楽をして生きようとする生き物」
だからです。

人との対話を重要視するのであれば、
絶対に忘れてはいけないことです。

 

 

 

相手の話を聞き、
相手の意見を引き出すというのは、

ある意味
相手に考えさせる行為でもあります。

 

それは
相手にとってみれば
時間もかかれば、
労力もかかるものです。

その中で、
大人や立場の高い人(先輩、上司)が
持っているゴールを
相手に見せたり、
悟られたりすると、

相手はそのゴールに向かって歩き始めます。
そのゴールにたどり着くための話しか
しなくなります。

それは、もはや相手の意見ではなく
相手が、用意されたゴールまで
たどり着く知識を持っているかどうかの
確認作業になります。

対話としてはNGです。

 

 

 

ゴールが見えているのに、
そのゴールにたどり着くための話ではなく、
脱線した話をするのは、

よほど余裕のある人か、
その先に違うゴールが見えていて
そのゴールの方が価値が高いと
理解している人だけです。

通常は起こらない現象です。

ましては
相手よりあなたの立場の方が高い場合、
相手が、あなたの方が立場が上と思っている場合は
余計起こらないです。

 

 

 

成功者や、
頭の良い人は、
ある程度、成功体験を重ねている人なので
その方法論を持っています。

その人が
相手の話を聞いていく中で、

「この方法論で、この人にアドバイスできる」
と感じる瞬間が多くあるのも事実です。

そして、
どうにかして
相手にその道を歩いてもらうために、
今度はあなたが話し始めてしまうのです。

それは
対話ではありません。

 

相手の話を聞き、
相手の意見を引き出すという観点から言うと、
全くダメです。

ぜひ、違う分野で頑張ってください。

 

 

 

相手の話を聞き、
相手の意見を引き出すというのは、

立場の差を相手に感じさせてはいけません。

 

あなたがアドバイスをするのは、
あなたの方が立場が上だと、
あなた自身が思っているからです。

それは相手に伝わります。
相手は、
「立場が高い人に何を話せばいいのだろう」と考え、
自分の本当の意見を言わなくなります。

 

 

あなた自身が、相手の話を聞いてく中で、
「そんな考え方が存在するのか!」
「私にはできないことをあなたはできる!」
と驚きや感銘を受けるぐらいの姿勢じゃないと
ダメです。

わざとらしくてもダメです。

わからないなら
わからないと、素直に聞き
素直に感じたことを
相手に聞いて、

素直に驚き
素直に感動すればいいのです。

 

 

 

相手より上の立場に立っている暇なんて
ないはずです。

あなたの持っているゴールなんて
どうでもいいです。

相手が何を見ているのかを理解するのは
簡単なことではありません。

あなたのゴールに導くための
方法を相手に伝える暇があったら
相手が何を話したいのかを
しっかり聞いてください。

 

 

 

 

 

以上、3つが、
子どもとの対話で
重要視されていることです。

社会の中で、
これをできている人が
たくさんいることを願うばかりですが、
現実はそうでもないと思います。

 

対話は、お互いを認め合い
尊重し合う場です。

それは、子どもも大人も関係ありません。

 

 

 

相手の話を聞き
相手の意見を引き出すのには、
多くの時間が必要となります。

それだけ難しいことであることを
まずは理解してください。

 

そして、
必要なのは、
「待つ」という選択肢を
選べるかどうかに
かかってくるのです。

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